日本で使えない漢字 自然
○薔(ば・しょう)、薇(ら)
バラの花のように綺麗で美しいことをイメージしますが、どちらも使えない漢字です。有名人では中川翔子さんが『薔子(しょうこ)』と提出して認められなかった例が有名です。
○薊(あざみ)
秋の野山に咲く薊。古代から日本人に馴染みのある花ですが、人名には使えない漢字です。
○荅(あずき)
小豆と同じ意味のある漢字です。あずきちゃんという名前は、秋元康さん原作の漫画でも有名です。『小豆ちゃん』と書けばいかにもですが、『荅ちゃん』であれば可愛らしい印象の名前になりますよね。しかし、残念ながら人名には使えない漢字です。
○萊(あかざ・らい)、藜(れい・あかざ)
古来の日本において、食用として親しまれていたあかざ。おしゃれな雰囲気もあり、素敵な名前ですが、いずれの漢字も使うことはできません。
○茗(めい)
茶の木の一種である茗。『めい』という読みも人気があります。画数が少なく女の子らしい漢字ですが人名としては受理されません。
○棗(なつめ)
中性的な読みとして男女どちらにもぴったりですが、この漢字は使うことができません。夏芽・捺芽など、漢字を変える必要があります。
○檸檬(れもん)、檸(ねい・どう)、檬(もう)
苺ちゃん、蜜柑ちゃんなど果物からの命名もよくありますが、檸檬はいずれの漢字も使うことができません。
○薺(なずな)
男女ともに素敵な読みの名前ですが、漢字は使うことができません。
○穐(しゅう・あき)
立秋から立冬までの『秋』を示す漢字ですが、人名に使うことはできません。風情もあり、秋生まれの男の子らしい読みとして素敵ですが、注意が必要です。
○枸(く・こう)、杞(こ・き)
スーパーフードの一種である枸杞(くこ)の実の漢字ですが、人名に使う場合は別の漢字を当てる必要があります。
案外ありそうでなかったんですね。
皆さんもお子さんの名前をつけるときの参考にしてもらえればと思います。
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